こんにちは。
韮崎市にある肩こり腰痛専門【整体ありすけ】院長の有野です。
今回はオステオパシーの概念をちょこっと紹介したいと思います。
よく患者さんから聞かれるのですが、なぜ、施術するとこんなに身体が軽くなるのですか?と言われます。
疑問もたくさん多いこのオステオパシー哲学をできるだけ簡単にブログに書きたいと思います。
1.体液とは?

体液は血液・リンパ液・脳脊髄液の3つのことを指します。
人間の体の中にはこの3つの液体が流れることにより様々な組織に栄養を与え、それぞれの組織が働き、生きています。
その体液が上の図のような水分量の割合にもなります。
私の場合は60%が水分ということになります。
毎日、水を飲むということは汚い水分を新しい水分と入れ替えることにもなります。
また、この図からも言えるのですが胎児や赤ちゃんは水分量が多く成人や高齢者になると水分量が減っていきます。
赤ちゃんの身体はほとんどが水分であり、とてもやわらかいです。
大人になると水分量はどんどん減っていき、高齢者はさらに水分量が少なくなります。
2.体液の阻害をするもの
体液は基本的に頭から足までと縦に流れています。
筋肉や血管、リンパ、神経も基本的には縦に走行するものがたくさんあります。
しかし、その縦に走行するもの対して横に走行する組織も存在します。

図のように、隔膜は小脳テント・後頭下筋・前頚筋膜・横隔膜・骨盤隔膜・膝窩筋膜・足底筋膜があります。
これらの膜が何らかの原因で固くなると縦に流れるものが阻害され、体液の流れが悪くなります。
つまり循環不全になり、組織にしっかり栄養が行かなくなったり、老廃物を排出しにくくなります。
3.整体の施術をすると体の中で何が起きてるの?
施術では簡単に言うとこの体液の流れをスムーズにしています。
とくに、この隔膜の中でも前頚筋膜と横隔膜と骨盤隔膜が固い人が多い印象ですね。
デスクワークや運転、立ちっぱなしでの作業といった仕事が増えているからかもしれませんがこの3つの隔膜が固いが多いです。
私の整体院では、この隔膜を緩ませ体液のせきとめているものを徒手でやわらげます。
また、循環に大きく関係するのは内臓でもあります。
内臓は食べ物を消化、分解し吸収することでより体液を作ります。
内臓にも固い部分があるとしっかり役割を果たせなくなり、隔膜を固くする原因にもつながり、体液の循環が悪くなります。
内臓もしっかり固いところを施術することでより体液の流れはスムーズとなり、症状の改善に導きます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
当院でなぜ、どこにいっても肩こりや腰痛、頭痛、坐骨神経痛、首コリ、生理痛、生理不順などが変わらなかった方が改善してしまう理由が理解いただけたでしょうか?
また、オステオパシーがどういった施術なのかを少しでも理解出来たら幸いです。
ただ筋肉を揉んでも体液の循環はしますが、その老廃物を排出できるような体にはなりにくいためまた元の状態にもどりやすいこともあります。
どこに行っても良くならない、どこに行ったらいいか分からない方はぜひ1度当院へ来てみて下さい^^
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。