内臓の不調
内臓の不調はたくさんありますが特に多いのが便秘です。便は毎日、1日に食べる回数分排泄されるのが理想です。1日1回だけ排便の状態も便秘の対象になります。
便秘は腸内環境が大いに関係します。
そして、内臓の不調に関係してくるのが食べ物や精神的ストレスです。
- 日常生活で何かしらストレスを感じる
- 食事の時間がバラバラ
- 暴飲暴食
- 小麦粉の製品をよく食べる
- 乳製品が好き
- 疲れやすい
- 疲れが取れない
- 花粉症やアレルギーが酷い
- 肌荒れが酷い
- 過去の記憶を不快に感じてる(トラウマ)
上記のもので何かしら心当たりのあるのであれば、内臓の不調を感じている可能性があります。
内臓の不調と自律神経
内臓の不調を訴えている方の多くが自律神経の乱れもあります。自律神経は脊髄神経でもあるので背骨の関節の固さや腹部の張り感、圧痛で触診して診ることができます。
自律神経が乱れていると内臓の自動的な動きは弱まっています。内臓の動きが弱まっているということは機能が低下している証拠です。食べたものを消化、分解、吸収、解毒、排泄までうまくできていないということになります。
自律神経は
- 交感神経
- 副交感神経
の2つに分けられます。
交換神経は日中活動している時やストレスのある時に無意識に働くような神経です。
副交感神経はリラックスしている時や寝ている時、休んでいる時に働くような神経です。
この二つの神経がそれぞれ働くようにスイッチの切り替えができているかどうかが大切になります。このスイッチの切り替えがうまくできないと自律神経の乱れになります。
とくに内臓の中でも腸は脳の影響を受けやすいです。なにか精神的ストレスで不快感と思うようなことがあると脳は歪み、腸はその影響を受けます。腸の状態が悪くなることで肌が荒れてきたり、アレルギーが酷くなったり、便秘、下痢などの症状が出やすくなります。
当院では、内臓がどんなことに対して負担になっているのか、精神的ストレスなのか、食生活でなにか摂取を制限すべきものがあるのかを検査していきます。
例えば、胃潰瘍や逆流性食道炎などのような胃の症状で困って病院へ行っても胃薬を渡されておしまいかと思います。しかし、ストレスが原因で胃の機能が低下していて、胃酸の分泌が過剰になっていたり不足していたり、あるいは胃酸の酸性度が強かったりとしている場合は胃薬で改善できるでしょうか?
原因は精神的ストレスからなので本人がどんな感情を体に記憶して不快と感じているかを認識、解放しない限り、胃の症状は良くなる経過をたどりません。