生理痛・生理不順・産前産後の腰痛

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女性のほとんどが生理痛を経験していると思います。生理痛の酷い人は、学校や会社を休んでしまう場合もあると思います。生理痛は約40年、毎月付き合わなければなりません。

厚生労働省のデータによると、生理痛で辛さを感じる症状のランキングは以下のようになっています。

1位 腹痛・・・67%

2位 腰痛・・・46%

3位 全身倦怠・・・36%

4位 イライラ・・・35%

ここでは生理痛のメカニズムと原因を解説し、整体でどんな施術をしていくのかを書きたいと思います。

生理痛のメカニズム

脳にある「視床下部」というところから卵胞刺激ホルモン放出ホルモンが出て、「下垂体」と呼ばれる場所に刺激を与えます。

「下垂体」から卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンが血液の流れに乗って「卵巣」にたどり着き、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを分泌します。

エストロゲンとプロゲステロンのホルモンは子宮内膜を増やし、妊娠しやすい環境を作りますが、妊娠しないとホルモンの量は減り、子宮内膜が剥がれて生理となり血液と一緒に排出されます。

卵巣から視床下部や下垂体に常に体に適量のホルモンが出るように連絡します。

このホルモンの働きがうまくできなければ、生理痛や生理不順の原因になってきます。

生理痛の原因

生理中は腰痛や膝痛、頭痛や肩こり、腹痛など関係のなさそうな所にも痛みがあります。

生理前になるとリラキシンと呼ばれるホルモンが分泌されます。リラキシンは関節や靭帯を緩ませる働きがあります。

リラキシンは妊娠過程や分娩がスムーズにいくように骨盤を緩め、出産時に赤ちゃんが出てきやすい環境を作ります。

リラキシンは靭帯を緩ませる作用がありますが骨盤の周りにはたくさんの靭帯がついています。靭帯が緩んでしまうことで骨盤が安定しなくなると筋肉で安定性を作ろうとします。

なので、生理前や生理の時は筋肉に負担がかかりやすく、腰痛の原因になってしまいます。腰の筋肉は肩や首の筋肉にもつながっていますので頭痛や肩こり、首こりの症状にもなってしまいます。

生理時はホルモンの影響で靭帯は緩み、関節が不安定になり、筋肉に負担がかかり、頭痛、腰痛、肩こりの症状が出やすくなるということです。

プロスタグランジンと生理

プロスタグランジンは生理中に出る生理活性物質です。プロスタグランジンは子宮を収縮させて子宮内膜がスムーズにはがれるようにしてくれます。しかし、プロスタグランジンには痛みを誘発する炎症の原因物質とも言われています。

このプロスタグランジンが過剰分泌されてしまうと生理痛は強くなります。

内臓に負担があり、子宮の上にある腸や肝臓、胃などの臓器が下垂することで子宮は押しつぶされてしまいます。子宮は骨盤の中でハンモックのように浮いており、靭帯で骨盤と連結しています。内臓や骨盤の歪みにより靭帯や血管は捻じれ、子宮も捻じれてしまいます。

この捻じれている状態の子宮だと、子宮内膜はうまく剥がれ落ちてきません。だからプロスタグランジンは過剰に分泌されて生理痛が強くなります。

冷えと生理痛

下半身の冷えも骨盤内の血流を悪くし、生理痛の原因にもなります。女性は男性に比べて筋肉量も少ないので筋肉によるポンピングで血液を流すのが難しいです。

冷え性になる原因は以下のようなものがあります。

・長時間のデスクワーク

・ガードルやコルセット、ジーンズによる締め付け

・関節の歪み

・食生活の乱れ

・クーラーのあたり過ぎ、薄着

体が冷えると血流は悪くなります。血液中の酸素や栄養は全身に生き渡らなくなり、子宮や卵巣などの臓器の働きが低下し生理痛につながります。

ホルモンは血液に流れて臓器に指令を送ります。冷えで血流が悪くなるとホルモンバランスが乱れ、痛みのでるプロスタグランジンや老廃物が溜まり、痛みを引き起こす原因にもなります。

また、内臓が元気に動いてくれていると熱を産生します。呼吸の筋肉である横隔膜は上下に動くことにより内臓も動かしてくれています。自律神経が乱れると呼吸は浅くなり、熱の産生はうまくできなくなります。

ストレスと生理痛

女性はストレスで悩んでいる人が男性に比べても多いのではないでしょうか?

ストレスには以下のようなものがあります。

・精神的ストレス(悩み、不安、怒り、悲しみなど)

・身体ストレス(けが、病気、腰痛、頭痛など)

・科学的ストレス(タバコ、薬、食品添加物、農薬など)

・環境ストレス(気圧、湿度、温度など)

ストレスがあると自律神経が乱れます。自律神経が乱れることにより呼吸や内臓、血管などの働きも悪くなります。自律神経はストレスの影響を受けやすいです。

副腎と生理痛

副腎は、左右の腎臓の上にあるホルモンを分泌する臓器です。役割は人間が生きていくために必要なホルモンを作るのが主な役割です。

人間が長時間ストレスにさらされると視床下部が刺激されストレスを受けた指令が副腎に伝えられます。副腎はアドレナリンやコルチゾールなどのホルモンを分泌します。これらのホルモンは血管収縮、血圧の上昇、体温を低下させます。

すると呼吸は浅くなり消化や免疫は逆に一時的に低下し、排泄機能低下も起こり、血液の状態悪化。骨盤内の血液循環が悪化し、充血を起こします。

子宮筋膜への血液が生き渡らずに、脳へ酸欠していることを伝えます。この時に痛みの物質であるプロスタグランジンを分泌します。そして痛みが増します。

副腎は、少量ですが女性ホルモンを分泌する役割もあります。しかし、ストレスがかかるとストレスを回避するコルチゾールを作る方を優先するために女性ホルモンの産生は後回しにされます。すると、女性ホルモンの分泌量は減ります。

特に更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が弱ってくるので副腎に頼ってきます。ストレスが多いと副腎の機能に頼ることが出来なくなります。

プロゲステロンは子宮内膜を厚くするエストロゲンに、これ以上は厚くしなくても大丈夫と働きかけてくれます。プロゲステロンの働きが悪いと子宮内膜は厚くなりすぎてしまいます。そして、生理での出血量が増えてしまいます。プロスタグランジンの量も増え、生理痛が悪化します。

食生活と生理

・糖分の摂り過ぎ(白砂糖)

・脂っこいものが好き

・トランス脂肪酸の摂り過ぎ

このような食べ物からも生理痛と大きく関係します。食べているものが体の質を作っているのでここらへんの指導も施術中にお話しします。

生理不順と整体

生理不順とは生理周期や日数が不規則なことを言います。生理の周期が25日~40日くらいの人はおおむね正常です。生理のくる日が前後に1周間ほどずれるのもおおむね正常です。これに当てはまっていれば、おおよそ95%の人は問題ないと考えられています。

生理不順は女性特有の悩みで、将来的に妊娠を希望している場合は生理周期を気にする方はいると思います。

生理はホルモンとの関係性がつよいです。

生理は、脳にある視床下部から卵胞刺激ホルモン放出ホルモンが出て、下垂体に刺激が伝わります。下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンが血液に乗って卵巣にたどり着きます。そして、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを分泌します。

これらのホルモンにより子宮内膜を増やし、妊娠しやすい環境を作ります。妊娠しないとホルモンの量は減り、子宮内膜が剥がれて生理となり血液と一緒に排出されます。

卵巣から視床下部や下垂体に、常に体に適量のホルモンが出るように連絡します。このホルモンの働きが体のどこかでうまくいかなければ、生理不順や無排卵の原因になります。

頭蓋骨と生理

頭蓋骨はホルモンを出すように指令をだす下垂体や視床下部と呼ばれるところがあります。頭蓋骨の固さが影響し、ホルモンをうまく出すことができていないこともあります。

頭蓋骨は22個の骨がパズルのような組み合わさってできています。常に息をするように、頭蓋骨も膨らんだり縮んだりと呼吸をするように動いています。

頭蓋骨は小さな動きではありますが、ちょっとしたことが全身に大きな影響を与えるようなところです。歪んだ状態であるとうまくバランスをとるように固くなり、下垂体や視床下部を圧迫してしまい、ホルモン分泌がうまくできなくなってしまいます。

整体ありすけでできること

ホルモンバランスに関わる施術

環境や科学的、精神的ストレスを特定し、体から除去していきます。キネシオロジー検査により体に聞いていき、原因を特定していきます。このようなストレスが内臓や血管、神経、関節、コリなどを固く制限している場合もあるのでまず、この作業を行います。

卵巣、子宮、副腎など生理に関わる内臓全体の治療をすることにより内臓は軽く、柔らかくなりホルモンバランスや血液循環を促します。

また、骨盤や背骨、下肢などの関節が固く、歪んでいると臓器にもうまく血液が行かなくなり、臓器の働きが悪くなることもあります。関節を柔らかくすることにより臓器が働きやすくもなります。

隔膜にも治療することで体内に内圧差ができ、血液を心臓まで押し上げてくれます。横隔膜が働けば、ポンプ作用で内臓は動かされ、熱の産生ができ、体温が上がりやすくなります。

自律神経を整える施術

自律神経は交感神経と副交感神経の2種類に分かれます。

交感神経は汗をかいたり、血圧を上げたり、呼吸数を増やしたり、血管を拡張させたりと日中活動しているときに働く作用があります。覚醒状態のときに働くのが交感神経です。

副交感神経は内臓が働いたり、食べ物を消化、吸収、分解など、リラックスしているときに働き、体を休ませようとするときに働きます。主に睡眠中に働くのが副交感神経です。

自律神経は背骨の中の脊髄でもあります。背骨の関節が固いと自律神経も乱れやすくもなります。

背骨の関節を一つずつ丁寧に触診し、関節の固い部分を優しく緩めていきます。関節が緩むことで自律神経へのストレスも減り、交感神経、副交感神経の切り替えができるようになってきます。

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