こんにちは。
韮崎市にある肩こり腰痛専門【整体ありすけ】の有野です。
肩こり、首こり、背中のハリでお悩みの方は多く、当院にいらっしゃいます。
そもそもなぜ?肩や首、背中、あるいは腰がハリやすいと思いますか?
今回は、そんなことについてブログを書きたいと思います。
1.人間は屈筋群で姿勢を支持している
人間は屈筋群と呼ばれる筋肉で立位姿勢、あるいは座位姿勢を維持しています。
屈筋群とは、太ももとふくらはぎの裏側の筋肉のハムストリングスや下腿三頭筋と股関節の屈筋である腸腰筋、お腹や胸の全面の筋肉である腹筋群や大胸筋、首の広頚筋や顎の噛むときに使う咬筋などが支持して姿勢を維持しています。
立位姿勢でハムストリングスや下腿三頭筋が上手に使われていない人は太ももの全面の大腿四頭筋という筋肉を押すと圧痛が見られます。
つまり、屈筋群は収縮し使い過ぎている状態であり、反対側の伸筋群である大腿四頭筋は伸ばされ張っている状態になります。
このハリがあるからこそ、背中や肩、首、腰、膝などの筋肉がハリ引き延ばされ痛みにつながってきます。
とくに張りのない方は立っている状態でも太ももの全面の大腿四頭筋はぐにゃぐにゃに柔らかいです。
2.なぜ、肩こり・首コリ・背中のハリになりやすいのか?
首を曲げる筋肉や胸やお腹を縮める筋肉は体の全面に付着しています。
股関節を曲げる筋肉は腸腰筋という背骨から大腿骨まで長~い筋肉がくっついています。
これらの筋肉がギュッと収縮すると背中や首、肩の後ろの筋肉が全面の筋肉により引き延ばされる感じになります。
引き延ばされる筋肉は固くなりハリが強くなります。
なので、肩や首、背中の前面では張り感はありませんが後部でハリが存在し、肩こりや首コリ、背中のハリにつながります。
3.肩こり・首コリ・背中のハリを無くす方法とは?
首や肩、胸、お腹の筋肉を緩めることが肩こり・首コリ・背中のハリを改善することになります。
よく、背中や首のうしろにボールを置いてその上に乗って押し付けるように筋肉を柔らかくする方がいますが後ろではなく前面の筋肉にボールをおいて押し付けた方が圧倒的にコリやハリ感を和らげることが出来ます。
どうぞ、やってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
症状は体の後ろ側でも緩めるべきところは体の全面の筋肉に存在します。
もちろん、コリがあるからといって局所部位を揉んだり、電気をしても意味がありません。
あくまで今起きている症状は結果であり、大半の原因は他の部位に存在します。
もしよかったら、整体へ来てもらう事が一番の近道かもしれません。
どうぞ、お気軽に相談からでも構いませんのでメールをください。お待ちしております。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。