こんにちは。
韮崎市にある肩こり腰痛専門【整体ありすけ】の有野です。
肩こりの方がたくさん当院にはいらっしゃいます。
ほとんどの方に共通して言えることが肩甲骨の動きが悪く、固まっているということです。
今回は肩甲骨はがしを効果的にする方法をお伝えします。
今までやってる肩甲骨はがしにあることを加えると肩こりも改善しやすくなります。
1.姿勢を正さないと肩甲骨はがしの効果は全くなし!
肩甲骨周りの筋肉をガチガチにしないためには、肩甲骨を支える筋肉に負荷をかけないことが大切です。
人間の頭はボウリングの玉ぐらいの大きさと言われています。だいたい6㎏くらいです。
この重たい頭を支えているのが首から背中の肩甲骨にかけての筋肉になります。
本来、首の骨は頭の重さを分散させえるために前方へ軽くしなり、首から背骨にかけてS字を描くようにゆるやかなカーブを描いています。
このS字カーブがあるような姿勢だと頭と体の重心が一直線に保たれ、重力によって安定します。
重力だけで体のバランスがとれるため、首や肩甲骨を支える肩周りの筋肉はそれほど頭の重さを感じることはありません。
しかし、S字カーブが崩れた悪い姿勢だと、首の傾きの大きさに比例して頭を支える筋肉の負担も大きくなります。
悪い姿勢は首や肩甲骨周りの筋肉にかける負荷は、頭の重量だけではありません。
背中が丸くなると肩甲骨は外側に開ききり、肩甲骨についている筋肉が伸び切ってしまいます。伸びきっている状態のままだと、肩甲骨はガチガチに固まります。
そうなると、いくら運動しても肩甲骨の固まる状態にすぐ戻り、体操をやっても全く改善しない結果になり効果はゼロです。
2.こんな姿勢が肩甲骨に負担をかける!
ここでは立っている姿勢と座っている姿勢に注目します。
肩こりでお悩みの方は立っているときや座っているときなどこんな姿勢になっていませんか?
もし、答えがYESならすぐに姿勢を改善することをおすすめします。このまま、肩甲骨はがしの運動を行っても全く改善しませんからね。
猫背でパソコンのキーボードを打ち続けるのは、スクワットで筋肉がプルプルしたような緊張状態が肩甲骨周りで起きているのと同じです。
緊張状態が続くと筋肉はガチガチに固まるので、せっかく運動で筋肉を柔らかくしようと思っても普段の姿勢が悪いままだとすぐに元に戻ってしまいます。
だからこそ、日頃から姿勢を意識することが大切です。
3.正しい姿勢とは?
簡単です。
綺麗な立ち方は本を頭の上に乗せて本が落ちないようにすることです。それでも平気ならばそのまま本を落とさずに歩いてみて下さい。
悪い姿勢だと頭が前に出ていたりすると、しっかり重心が背骨に乗せることができていませんので必ず本は落ちます。
綺麗な座り方は坐骨の上にしっかり重心が乗り、背筋がしっかり伸びていることです。
悪い姿勢からいきなりやるとかなり疲れる方もいると思いますので、タオルをお尻の下の入れて骨盤を前に傾かせて座ってみてください。
それでも疲れるという方は腰の裏にタオルを丸めて入れて背筋を伸ばして座ってみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
肩甲骨はがしの運動をしても肩こりが改善しない人は、少し改善のヒントになったでしょうか?
そもそも肩こりも生活習慣を見直せば、たいていの方は改善します。
ぜひ、これを機に普段の姿勢を見直してみて下さい。
それでも、肩こりが改善しない方や体をチェックしてほしい方は整体ありすけへお越しください。^^
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。